眼瞼下垂
眼瞼下垂
眼瞼下垂とは、眼瞼下垂は瞼のふちが下がってきて瞳孔にかぶさり、見にくくなる病態です。
その原因は、上瞼を上げる筋肉に付着する「挙筋腱膜」が弱くなったり、剥がれたりすることです。
その原因は、上瞼を上げる筋肉に付着する「挙筋腱膜」が弱くなったり、剥がれたりすることです。
症状
症状は上方が見えにくい、涙が出る、表情が眠そうに見える、肩が凝る、頭痛、目が疲れるなどです。
ほとんどは加齢の影響によるものです。ほかには、
- ハードコンタクトレンズを長年つけていた方
- 眼を開ける器械を使って眼の手術を行った方
- 外傷で瞼を強く打ったことがある方
眼瞼皮膚弛緩
眼瞼皮膚弛緩とは、瞼のふちは下がっていませんが、加齢によりたるんだ皮膚が瞳孔に覆いかぶさっている状態です。
症状
まぶたの皮膚がまつ毛の上にかぶさる重みを感じる、まつ毛が目にあたりちくちくする、上方が見えにくいなどです。
主な原因は加齢によって皮膚のコラーゲンとエラスチンといった組織のサポートが減少し、皮膚の弾力性が低下することです。また日光や喫煙といった外的要因も皮膚の老化を促進する可能性があります。
治療
いずれも手術加療が有効です。また、眼瞼下垂と眼瞼皮膚弛緩は合併していることも多いです。
いずれの術式も、術後数週間は皮下出血と手術部位の腫れが必ず生じます。
2−3週間かけて目立ちにくくなり、術後3ヶ月程度で自然な目元になります。
いずれの術式も、術後数週間は皮下出血と手術部位の腫れが必ず生じます。
2−3週間かけて目立ちにくくなり、術後3ヶ月程度で自然な目元になります。
眼瞼下垂
眼瞼下垂に対しては主に挙筋腱膜前転術を行います。
① 瞼を皮膚切開し弱った腱膜を同定します。
② 腱膜を前方に引き出します。(腱膜の前転)
③ 引き出した腱膜を瞼のふち(瞼板)に縫い付けます。
眼瞼下垂に対しては主に挙筋腱膜前転術を行います。
① 瞼を皮膚切開し弱った腱膜を同定します。
② 腱膜を前方に引き出します。(腱膜の前転)
③ 引き出した腱膜を瞼のふち(瞼板)に縫い付けます。
眼瞼下垂
眼瞼皮膚弛緩に対しては、
1.重瞼余剰皮膚切除、
2.眉毛下余剰皮膚切除を行います。
眼瞼皮膚弛緩に対しては、
1.重瞼余剰皮膚切除、
2.眉毛下余剰皮膚切除を行います。
眼瞼皮膚弛緩+眼瞼下垂手術